上陸

８月２１日月曜日、予定より１日遅れで無事天津に到着。

天津からまず北京に向かう。
バスを乗り継ぎ４時間ほどの道のり。

中国に詳しく、安さにこだわるNさん情報で
北京駅から徒歩１０分ほどの建国門にある青年之家旅館に宿泊。
ドミトリー３３元／泊。（約500円）

ロッカーあり、トイレ、シャワー共同。

シャワーは仕切りはあるが、個別にドアはなし。
トイレもドアはあるが鍵が閉まらなかったり。
電気もいくつかあるうちのひとつしか点かない。
唯一明るいところはドアがちゃんと閉まらなかったり、と
ここが日本ではないことを実感。

出会い系サイト ３

Tちゃん情報で、モンゴルを目指している人を紹介してもらう。

ひとりは、やや髪が薄くなるつつあるモンゴルさん（仮名）。
そして彼のルームメイトの、モンゴル人で名古屋に留学中のモンゴルくん（仮名）。

モンゴルさんはタイに住まいがあるとか。
この人もなんか不思議な人やったなぁ。

モンゴルさんはよく見かけるんやけど、モンゴルくんにはなかなかお目にかかれない。
というのも、モンゴルくんは、食事以外は寝てるらしいのだ。
ぷっ。

悪いと思いつつも、モンゴルくんを起こしてもらい、
モンゴル情報を仕入れる。

Tちゃん、モンゴルくんと話していると、
もうひとりモンゴルに行くという男性がやってきた。
モンゴルさん２（仮名）は去年も行ったらしい。
今年は夫婦で１ヶ月旅するとか。

実はTちゃんもモンゴル経験者で、モンゴル情報をたくさん聞けたのだが、
一番気になったのは、

歩く公衆電話。

電話を持ち歩く人がいるらしい。
携帯電話ではなく家に置くような、アレを持ち歩いてるんやって。

ふ、不思議...。

こりゃー楽しみやな、モンゴル。

そうそう、もうひとりスゴイ人がいた。

中国の医師免許を持つNさん。
M姉さんが日本に帰国するときに乗った船でも一緒だったらしい。

中国で仕事を探しているらしいのだが、なかなか見つからない。
世話好きなM姉さんが「私も探してみるわ〜」
「知り合いのマフィアのツテで....」
とか言い、それを聞いたNさんはひとこと

「その人目つき悪いですか？」

Tちゃんと私は爆笑。かなりツボでした。
もっと気になるとこないー！？みたいな、ね。

なんか抜けてるちょっと変わった人でした。

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出会い系サイト ２

おもしろい人といえば、
ロマン溢れるツアー団体とお会いした。

シルクロードツーリングとでも言おうか。

２ヶ月かけて
トルコまで
バイクの旅。
１００万円也。

というツアーがあるそうだ。
１００万払って参加する人もいれば、
「整備士」として仕事で参加する人もいる。

若人もいれば、白髪の渋いおっちゃんもいる。

２ヶ月ってことは、もうトルコまで到達したんかなぁ。
その後トルコからインドまで行くって言ってた人もいた。
話聞きたいわ〜。連絡先でも聞いときゃ良かったな。

出会い系サイト １

時間はいーっぱいあるのだけれど、やることがない。

「DVD見る？」
と神のお声が私を誘う。

下のベッドのMさん。いや、M姉さん。
かっこいー大阪のねーさんです。
日本一時帰国から現在住んでいる中国に戻るため、この船に乗っているという。
そのねーさんが、中国で買ったというDVDを一緒に見るか？と誘ってくださったのである。

「バトルロワイヤル２」を鑑賞。

なんやかんやとゲーって感じでしたが、一番インパクトがあったのは

竹内力

じゃないでしょうか。

最後の方のシーンのあの登場の仕方。

萬田はん、好きですけど...。

M姉さんともう一人、お友達ができた。

彼女は出航前からすでに寝ていた。
昼食にも夕食にも起きてこない。
対面したのは２日目になってからだったと思う。

「いや～、前日にずっとDVD見てて。眠かったんですよー。」

ということだそうです。
語学留学～一時帰国を経て、９月から北京の大学に留学するそう。
それにまつわる話も聞かせてもらったが、かなりおとぼけなご様子。

おもしろすぎる。Tちゃん最高。


フェリーという限られた空間だからこそ、４日もいれば顔見知りになり、いろんな人と話ができる。

ここで出会う人たちはやっぱりおもしろい。


フェリーは出会いサイトですな。

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フェリーだ、フェリーだ。

８月１８日、念願のモンゴルに向けて出発。

ルートはこちら...

神戸ー天津ー北京ーウランバートル

この神戸ー天津が２泊３日もかかるんよねぇ。

利用したフェリーは燕京号（ヤンジン号）。
毎金曜神戸１２時発、日曜１４時天津着。

２等A（２段ベッド、１６人部屋）学割で３１５００円。
往復です、これ。安い〜。


この頃ちょうど台風が来ていて、出航できるか心配してたけど
なんとか大丈夫でした。

しかし、出航から４時間後の１６時頃...

「台風のせいで２４時間とまるって」
という情報が耳に入る。


え...えぇぇぇぇぇぇぇ〜〜〜〜〜〜〜〜！？

広島沖で２４時間待ちぼうけだと。
フェリーで３泊４日。
なんてエキサイティング。

「行ってくるわ〜」と勇んで出たものの、まだしばらく日本、みたいな。
ぷっ。

ま、ブツブツ言っててもしかたないんで、４日間楽しんでやろうではないか。

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夏の旅

今年の夏、念願のモンゴルへの旅を実行した。

長かった。
はっきりといつからかは覚えていないけど、
「モンゴル行きたい」と思ってから多分４年ぐらいかなぁ。


理由は


青い空と緑の草原を見たい（元々の望み）

プラス

砂漠も見たい（最近の望み）

遊牧の民にも何か憧れがあった。

出発の時点で確定していたのは...


８月１８日　神戸発

８月２０日　天津（中国）着



９月４日　天津発

９月６日　神戸着


の日中間のフェリー往復のみ。

現地で北京ーウランバートルのチケットを取る計画。

ほんとにチケットが取れたのか。
無事モンゴル入りできたのか。

はて、どうなることやら。

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ご覧あれ。

フジロックオフィシャルサイトにフォトギャラリーやドキュメンタリー映像があるので見てみると雰囲気を味わえます。
タイムテーブルからリンクでアーティストのプロフィールも見れます〜。

また来年

終わってしまった。

早い。早すぎる。

物事には終わりがあるのは当たり前ですが、
早いわー。

と嘆いてはいるものの、私は「終わり」をしみじみと感じるのが結構好きである。
「終わり」と「始まり」の間を感じたり、「終わり」を感じることで「始まり」を感じたり。

それはさておき、本当に素敵な４日間でした。

寝袋ナシのキャンプは寒かった。
当たり前だぁね。

キャンプサイトの簡易シャワーは冷水だった。
蛇口をひねればお湯が出てくる普段の生活がありがたいもんだと痛感。

森の中を歩くのは気持ちよい。
気持ちよすぎる。

とろろかけごはんがうまかった。
さすが米どころ、新潟。

去年も、今年も、一足お先に苗場を後にする私を見送ってくれた
友達に密かに感動。
さりげないその心が素敵。

苗場最高。

フジロック最高。


トイレ待ちで並んだり、
洗面で並んだり、
シャワー待ちもする。
３日目のトイレなんてえげつない。

屋根なんてないし、（ひとつの会場を除く）
雨宿りも、日除けも簡単ではない。

携帯も、圏外になるし。
盗難もあるし。

でもでも、フジロック最高。

決して便利ではないけど、だからこそ楽しめることもある。

音楽がありゃーえ〜やん。

「不便だ不便だ！キー！！」
っていう人も多くいるみたい。
そんな声を聞くと、
ほんま人間って弱いなー、と。

私は、全てに完璧を求めていないし、
なにかひとつコレ！！ってものがあれば、
他のことはたいてい我慢できる。

ま、適当にやっていける人間なんでございます。
だからこんなフジロックでも、インドでも平気です。


また来年。
FUJIROCK FESTIVAL '07

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７月３０日 フジロック３日目 -２-

この日観たバンド。
・ORSON
・THE REFUGEE ALL STARS OF SIERRA LEONE
・THE RACONTEURS
・SUPER FURRY ANIMALS
・MOGWAI

なんかもうドラゴンドラで満足してしまった感が否めない...。
その後いまいち入り込めず...。

MOGWAIも立ちながら寝そうやったし。
ほんまどこでも寝れてしまう私。

MOGWAIが演ってるホワイトステージ横の、「ところ天国」という
川の流れるまったりエリアに場所を移し、寝転がって聴くことにした。


真っ暗闇のなか聴くMOGWAIは、私をいとも簡単に眠りへと導いた。
まったく、もったいないというか、贅沢というか。失礼というか。
決して退屈なのではなく、私にとっては心地良い音楽やったから。
去年のSIGUR ROSのときも、同じ状況やった。


３日目のホワイトステージのトリ。
寝ろ、と言っているようなもんやないですか。

立ちながら寝てました。
前にゆら〜り、後ろにゆら〜り、してました。
悔やまれます...。

生でSIGUR ROSを聴きながら寝れるなんて贅沢。
気持ち良すぎます。


闇の森は、それ全体が暗室になっているので、木々がスクリーンの役割をして
映像を映し出していました。（ただの照明かもしれんけど。今年も、去年もやってたはず）
そんな幻想的な光景は音楽を素敵に演出していました。

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７月３０日 フジロック３日目 -１-

もう最終日...。
早いなぁ。

ずっと乗ってみたかったドラゴンドラ。
苗場には、世界最長のゴンドラがあり、
その先の山頂にあるSILENT BREEZEという広場で
いろんなイベントが行われているという。

 

お、けっこう怖いな。

湖や川を眺め、おいしい空気を吸いながら ８人乗りのゴンドラにひとり揺られる。

到着〜!!
目の前には青々とした芝生、
子供のように無邪気に遊ぶ大人たち、
そして着ぐるみたち。
トラ、ライオン、カラス、モグラ、カッパ、パンダ、
ハイジに扮するお姉さん、体操のお兄さんがイベントを盛り上げている。
着ぐるみ好きな私にとってここは天国〜!!

 

左から、紙芝居、着ぐるみさんたちによるジャスチャーゲーム、花いちもんめ。
その他、大縄（参加した!）、ギターパンダのライブ、と盛りだくさん。

このギターパンダがね、最高やった♪
おもしろすぎる。
パンダの着ぐるみでギターの弾き語りっていうだけでもおもろいけど、
キャラが最高。

着ぐるみを脱いでシャツ＆ジーパンになったかと思ったら、
またそれを脱いで
「エルビスプレスリーの親戚のカルピスプレスリーです！」て。
衣装が白地に青の水玉模様。

カルピスや。笑



←この姿で登場

　　　　　　　

脱皮をして「カルピスプレスリー」に→

もう、こういうしょうもないの大好きです。

ほんままったりした空間やったな〜。
２０歳越えた大人たちが無邪気に遊べるこの場所はすごく心地良かった。
緑のある環境というだけで和むのに、イベントのおもしろさ、雰囲気など
どれをとってもよい。
あのゆるゆるな感じがたまらん。

偶然？居合わせたというGOING UNDERGROUNDのライブもありました。
彼らは大縄や紙芝居にも参加されていました。

観たいバンドがあったので後ろ髪ひかれつつ着ぐるみさんたちにバイバイ。

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