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...まったり、気まぐれな日々。記憶の記録。
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モンゴルでの滞在は8日間。
結局ウランバートルと、そこから1時間の草原と、
カラコルムしか行けなかった。
行動範囲も狭く、当初の目的だった砂漠にも行けずじまい。
でもそんなことは実は後悔していない。

砂漠に行ってたらまた違うものとの出会いがあるわけやけど、
砂漠を選ばなかったからこそできたこと、
見れたもの、会えた人がいる。
それらを貴重なことと思えるからよいのです。
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出た出た出たーーーーっ!!!
噂には聞いていた歩く公衆電話!
8月28日

ゲストハウスの人がちょっとしたイベントをするというので
客もみんな連れて行ってもらう。

ゲストハウスのオーナーとその友人が飼っている
観光乗馬用の馬に焼き印をつける儀式だという。
まぁせっかくなのでいろんなことして遊びましょう、という感じらしい。

ゲストハウス関係者、その友人、客、とけっこうな人数が集まった。

チベット仏教のお坊さんによる儀式が行われ、
それから馬に焼き印がつけられていく。


uma.jpg

かまどで熱せられた鉄が馬の脚に...


uma2jpg.jpg

ジュ〜〜〜〜ッ
もくもく煙があがる。

痛々しい。

たいていの馬たちは暴れることもなく、ただ立ちすくんでいたけど
数頭は失禁していた。
8月27日

モンゴルの古都、カラコルム(ハラホリン)へ。

長距離バス乗り場は街の中心部から離れた所にあるので、
市バスに乗って「ドラゴンセンター」まで行かなければならない。

バス停にいた女性に、どのバスに乗れば良いのか聞くと、
これに乗れば良いよ、とタイミング良く来たバスに一緒に乗った。
彼女も同じ方向らしい。

車掌さんが運賃の回収に来たので払おうとすると、受け取らない。
「いらない」と言っているようだ。
彼女が私の分まで出してくれていたのだ!!!!
初対面の人にそんなことしてもらうわけにもいかないので
返そうとするも、全然受け取る気なし。
お礼にTWIX(チョコバー)を献上しときました。

ほんまこれには驚いた。見ず知らずの外国人にバス代を奢るとは。
この感覚の違いはカルチャーショック。
他の子もこういうことがあったらしく、
友達になった子がCD買ってくれた、とか。

うちなんか、交通費ケチるために歩くぐらいやのに。。。
8月25日

IMG_0832sky.JPG空がキレイ、キレイ、キレイ。

雲ひとつない空も良いけど、
私は雲がある空の方が好き。
雲によって表情を変える空が良い。

そういえば、写真を撮りだした頃は
空ばかり撮っていたな。




IMG_0837hoppre.JPGバッタ食べる〜?(とは言ってない)

ここのバッタはジリジリ音をたてます。

外で遊んだり、
ゲルのなかでモンゴル版大富豪「ハン」をして
遊んでもらう。





IMG_0845food.JPG夜ごはん。

きしめん+じゃがいも+にんじん+羊肉
の煮込み。
おいしいよ〜。

煮込むのに使った水は多分雨水だと思う。
そりゃ移動する度に井戸なんか掘ってられへんしね。





8月25日

街を少し外れるともう草原が現れる。
草原の中に造られた街、という感じ。
あ、もちろん道路はアスファルトで舗装されています。

街中から1時間ほどのところで生活している遊牧民の家を訪ねる。
モンゴルではおなじみ、日本人宿あづさやの斡旋で。


サェンバエノー!(モンゴル語でこんにちは)

ゲルの中にはお父さんや親戚の子供たちがいた。

モンゴル語はまったくわからないが、まぁなんとかなる。
向こうも日本人に慣れていて
「スワレ」「タベロ」「ノメ」「チョトマテ」
と荒っぽく単語を発する。
それに、一緒に参加した女の子が少しモンゴル語がわかるので安心。

着いてさっそく、
茶碗になみなみ注がれたモンゴルのお茶、スーテーツァイ(塩味!)と
ごはんをいただく。
ごはんは、羊肉とじゃがいも、にんじんを具に、バターで炊き込んだ感じ。


この辺りはもちろん草原なんやけど、平原ではない。
山があるので地平線は見えない。
山があろうとも大地は広く、空は高い。


IMG_0003.jpg


少し彩度を落とした草原と青く澄んだ空が向かい合い、
その空には風に流れる白い雲がふわふわ漂っている。

遠くから見ると濃く、茂っているように見える草も
近くで見るともうこの時期は渋い色になっていた。
8月24日

目が覚めたら、モンゴルを走っていた。
窓を閉めていても砂埃が入ってくるので、髪の毛がパサパサ。
砂っぽい地からだんだん草原に変わってゆく。


line

草原に走る線路。


madamtrain

コンパートメント内。
アメリカに住む娘さんを訪ねた帰りだというおばちゃん。
おばちゃんの言う「sorry」が「座り」に聞こえた。
8月23日

午前7:40北京駅発。
30時間かけてモンゴル、ウランバートルへ。


manonbike

おじいちゃん自転車乗ってどこ行くの?


train

長〜〜〜〜い。
ウランバートルを経由して、行き着く先はロシア、モスクワ。
ヨーロッパ人もたくさん乗ってる。


greatwall

お〜、万里の長城!!


shopping

二連駅の超市(スーパーマーケット)にて。
袋に詰め放題かなんかで、必死に漁る子供たち。

中国とモンゴルの線路幅が異なるので
ここ、国境の駅で台車交換が行われる。
そのため、客は駅で待機。

ここを越えたらいよいよモンゴル入国。



***おまけ***

sighn

これって、やって良いってこと...?
8月22日

ウランバートル行きの切符を求めに出る。
バスに乗ろうと、バス乗り場を聞くもなかなか辿り着けない。

こっちで聞いたら
「あっち」

あっちで聞いたら、また
「あっち」

何回これの繰り返しか。

Tちゃんいわく、
「中国人は他人に興味ないからね〜」

そんな人や、えらい親切な学生さんに出会ったりしながら
切符売り場へどうにか辿り着くことができた。

紆余曲折を経て
翌日、23日北京発ウランバートル行きの国際列車のチケットをゲット。

828元(約12,420円)也。


chari

中国名物チャリンコ。自転車専用車線もある。
道路はかなりキレイに整備されている。ビルもいっぱい。
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